2021年1月27日水曜日

第9回から第15回までの英語教育講義の授業で学んだこと

 第9回 (11月25日)

 「CLTとは何か」とLavin先生の授業では何を学ぶのかについての紹介があった。Communicative Language Taechingの歴史などにちての説明があった。1970年代ごろは文法中心の学習が行われており、この授業はあまり良くないものとされていた。そこで、言語教育の中心であったヨーロッパが先導を切って新たな言語学習を導いていった。Michael Hallidayはいかに文法が言語の機能を表現しているかについて証明を行った。Delly HymesはCommunicative competenceの理論を発展させ、それをさらにMichael CanaleとMerrill Swainが発展させた。これらの動きは、高等教育をい受けているものに対してだけではなく、どんな人でも勉強できるようにするよう努めた。ここで出てきたCommunicative Competenceは実社会や学校生活で効率よく言語を理解し、使っていく能力のことである。

 しかし、このCommunicative Language Teachingには問題がある。それは文法を教えるのと違って、先生がその日に何を教えたのか、または生徒が何を学んだのかが曖昧になってしまうことがある。一方で、文法などは何を教え、何を学んだのかが明白である。それゆえ、家での復習がしやすい。

 また、授業でCommunicative Language Teaching, Working memory, formulaic expressions, content-based approaches to learning languageやComputer-assisted language learning を扱っていくことを理解した。

第10回 (12月2日)

 第10回の授業ではCLTについて学んだ。CLTは文構造や語彙だけではなく、コミュニケーションで必要となるスキルや知識にも焦点を当てている。Highly structured practiceから、どんどん実生活で使うrealistic commuinicationにつなげていくのでmore fun だが、more difficultである。また、more structured activitiesは最初の段階でとても大事になる。(新しい言語様式を導入する時)しかし、注意点があり、realistic communicationにつなげていく時に生徒がそれを嫌わないように、苦手意識を持たせないようにするのが大切である。生徒らにとって、間違ったりすることの許容レベルがあれば大丈夫。なので先生はそこを注意しながら見ていく必要がある。

 学習者のレベルが上がったら、structured practiceは学習者の語彙や表現の限界を広げることが目的となる。 これはCanaleとSwainのCommunicative competenceのsocio-linguistic competenceと関係している。

また、前回の授業であったCLTの問題だが、他にもある。まず、先生が何かを教えたという感じを得る必要がある。次に、先生たちは文法が言語学習の要と思っている。先生たちはCLTの意味を理解していない。そして、先生がCLTに必要な能力や技術を持っていない。フリートークのようなopenended communicative activitiesをうまく促進できない。というものが挙げられる。

 The balanced curriculumを習った。これはRob Warningによる理論である。また、吉井先生の時に習ったThe four strands by Paul Naionも習った。

 また、CLTから発展した学習方法があり、それはTask-baseed language teachingとThe principled communicative approachである。

第11回 (12月9日)

第11回ではworking memoryについて習った。作動記憶があれば話している時に最初に言ったことを忘れることはなくなる。作動記憶には4つのもので構成されている。それは、中央実行系、目と口で情報を溜める空間スケッチパッド、エピソード・バッファ、聴覚と発話で情報を得る音韻ループである。特に新しい言語を取得するのに、音韻ループはとても重要であると Alan baddeleyは述べている。この音韻ループは音の情報を2秒間しか保持できない。そして、5〜7の情報のピースしか保持できない。だから、作動記憶のもつ空間スケッチパッドのような他の仕組みがないと一般的に情報を保持することは難しい。

第12回 (12月16日)

 今日はcontent-based Language Teaching について学んだ。Immersion educationと言われるものがあり、それはカナダのケベックで発展した教育法である。これはspeakingとwritingの能力は上がらなかったが、readingとlisteningの能力は上がった。このメソッドは言語を教えるというよりも、取得して欲しい言語で何か教科を学ぶというものである。ここにじゃ3つの原理がある。1つがcomprehensible inputである。絵や図、ワードリストや簡単な表現を用いることを示している。2つ目はStructured and extended outputである。これは1つ目で得たものをさらに多様的に発展させようとするものである。3つ目はfocus on formである。Roy LysterはCounterbalanced introductionやCAPAなど理論を打ち出している。

 大学院生の話を聞いた。

第13回 (12月23日)

 第13回では今まで習ったことの復習を行ったあと、 counterbalanced instructionについて学んだ。これは習得したい言語を使いながら、なにか教科を理解し、しっかりと授業に参加することができるようにする指導法である。例えば、今までのカナダのimmersion educationではcontentの割合が大きすぎていたために、speakingとwritingに力が入っていなかった。一方で日本のEFLでは言語の方に力が入っているためcontentを通してmeanigful and comprehensible inputができていなかった。

 そこで、カナダの教育ではコンテンツ扱う授業で言語に焦点を当てることでバランスが良くなり、日本のEFLでも面白い、興味がそそられるようなコンテンツを使うことによって言語だけを理解するのではなく、習っているコンテンツ全体を理解できるようになってきた。

大学院生の話を聞いた。

第14回 (1月13日)

 今日はCALLとTELLについて学んだ。tutorとしてのコンピュータとtoolとしてのコンピュータを学んだ。まずtutorとしてのコンピューターは、いくつかの選択肢は学習者が選べるけれど、レッスンの流れはコンピューターが決める。この考えは行動学や聴覚学の考えをもとに作られている。そして、ドリルを使って、失敗を減らしていき、正しい情報で学習者の頭を満たしてあげることが可能。それゆえ、先生と言うよりもcommputer programerが学習者を統制していると言える。そして、ある人々のニーズにあわっせることは不可能なので、これでコンピューターを扱うのはときた状況で異なる。コンピューターがtoolsとして扱われる時、学生や先生は言語学習の際のある一つの要素として扱われる。

 また、blogについて学んだ。ブログはいつでもどこでもなんでもかける。そして、privateでも公共の場でもあるのでcommunicativeな場所である。また誰にでも開かれている媒体出ることがブログの強みである。またCALLの歴史と8つの原理について学んだ。

この日に必由館高校の先生に大学院で何をしたかについて聞いたがとても印象的であった。今まで何人かの院生の方のお話を聞いてきたが誰よりも自分の中では興味惹かれるものがあったのでその方の論文を読んでみようと思った。

第15回 (1月20日)

 今日は前回のCALLやTELLの復習をした後に、全体の授業に関して何を学んだかグループで話し合った。その後、大学院生の話を聞いた。

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The Ring

 The Ring by Barnerd Smith It was good